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多くの受験生の苦手分野、理論暗記の攻略の仕方とは?


 あなたが受験される資格試験は、どんな試験ですか?



 僕は、これまで、日商簿記検定1級と、行政書士資格、建設業経理事務士、宅地建物取引主任者などを取得しました。そのほかに、税理士資格を真剣に考えた時期もあります。



 簿記などは、手を実際に使って、図などをうまく利用して計算してみることが合格の近道だということに、実際に受験して合格してみて気づきました。



 行政書士試験や宅地建物取引主任者試験は、まる・ばつがメインですから、膨大な問題の中から、苦手な問題を抽出して、弱点を補足し、その問題を徹底的に克服することが、合格の近道だということもわかりました。



 これは、社労士、司法書士試験にも共通するところが多く、応用可能とのご判断から多くの方に実際にご活用いただいているところです。



 しかし、たとえば、税理士試験の財務諸表論や税法の理論となると、どうでしょう?



 条文などは、まる覚えしたほうが会計用語や税務用語の使い方においてとっさのときに応用がきくと思いますので、もし、それができるのならばそのほうがよいと思います。



 しかし、個々の理論問題に対する解答を一字一句覚えたほうがよいのでしょうか?



 また、そのようなことは可能なのでしょうか?



 僕が税理士試験に取り組んでいた頃このような疑問があり、結局手付かずになってしまい今に至っているのですが、最近はこのように考えています。(理論暗記については、「これが正解」というものはないと思いますが、有名な予備校の先生の話などから、ひとつの答えみたいなものを自分なりに出しています。あなたの学習法のご参考にしていただければ幸いです。)



 それは、「個々の理論問題についても、ある程度、そのまま暗記を前提としてしまう」ということ。一字一句覚えるという意味ではないですよ、念のため。



 理論は、理解だ!として、暗記は時間の無駄なので不要だ!という方もおられると思います。理解していれば、合格答案が書けるだろうと。



 しかし、それはある程度基礎知識が身についている、レベルが少し上の人のお話。



 日商簿記1・2級合格程度の、会計理論についてはほとんどまったく知らないも同然というレベルの受験生に対して、「理論は暗記ではない」といくら言っても、おそらく何の解決策にもならないと思います。



 どう書いたらよいのか全くイメージがわかないというほど基礎力がないのなら、まずは、標準的な問題を徹底的に理解して、基本的な解答の仕方や、会計用語の正しい使い方、相手に正しく意味が伝わる日本語書き方、文章の構成を練習するということが重要なのではないでしょうか?



 それを繰り返すことで、基本的な事項の暗記と同時に理解が深まっていくのではないでしょうか?



 税理士試験においては、本試験会場で「う〜ん」と考え込んでいる時間はありません。



 なぜなら、「落とすための試験」で、全問回答は不可能と言われるような出題の仕方だからです。ですから、税理士受験生は、皆が間違えない箇所で見当違いの解答をしたり、白紙で出すなどのミスをしないで、ボーダーか、ボーダーよりも少し上を狙った学習をするのが定石です。



 この点、行政書士試験にかつてあった論述試験(現在は廃止されています)とはワケが違います。



 会計理論や税法の理論というものは既に精通した実務家や学者によって理論が構築されていて、自分の意見を述べるものではありません。



 したがって、合格答案に必要とされる文章が、本当に意味するところを分かりやすく、正しい日本語で表現した文章というのならば、基本となる会計用語や模範解答の暗記もある程度できていないと、短い試験時間の中で適切な用語を使えなかったり、論点がずれてしまう可能性が高くなりますよね?



 税理士試験の場合は、この出題に対しては、こう答えるだろうという「理論」があるのですね。



 一方、かつての行政書士試験の論述試験なんかは、内容が問題ではなく、文章構成力を見る試験でした。



 つまり、問題自体は答えが一つに導き出せるものではなく、ある出題に対して、起承転結でうまく文章がかけるか、論旨が一貫しているかという、「形式」を見る試験であって、正解を求める試験ではなかったということです。



 ですから、こういった場合は、暗記は要りません。どうやって文章を組み立てるかを知っていれば、合格点がもらえたわけです。



 それじゃ、税理士試験の理論暗記は大変ですね。



 でも、たとえば、財務諸表論において、ある程度まる覚えしなけらばならない理論って、どのくらいの分量があるんでしょうか?



 一見、気が遠くなりますが、予備校の理論暗記用の教材を見てみると、テーマ別に50もないのではなかろうかといういうことに気づかないでしょうか?



 出題の角度は、いろいろ変えてくることはあっても、ベースとなる基本理論の暗記で、合格点に到達できるのではないでしょうか?



 あとは、覚えた言い回しによって、理解が伴っていれば、応用がきくんじゃないでしょうか?



 そのように考えなければ、膨大な理論暗記なんて、闇雲にやってられません。時間がいくらあっても足りません。そして、それを始めなければ、10年やっても合格できないんじゃないでしょうか?



 僕は、これまでの資格試験において、「基本事項」の重要性をいやというほど思い知りました。



 日商簿記1級は、世間一般的には難しい試験と言われます。



 確かに、受験生になりたての頃は、自分にはとても合格できる資格ではないという印象を持っていました。ところが、あるときを境にスイッチが入ったように、自信がもてるようになったのです。今では、基本がしっかりしていれば、合格できる試験だな、それほど難しい資格ではないなという印象を持っています。



 本来やらなければならないことは、手やアタマを使ってやらなければならないことが多く、面倒くさいのですが、いつまでもそれを避けていては、レベルアップは図れないということです。スイッチが入ったのは、この面倒くさい作業に取り組む覚悟ができた時からです。



 アタマの良い悪いではない、要は、本気でやる覚悟ができているかどうかだと思います。



 理論問題に関して「やらなければならないつらいこと」とは、「基本理論のある程度の暗記」とアウトプットの練習ということだと思います。



 でも、その理論暗記っていっても、どうやってやるのが効果的なんでしょう?



 何度やっても、すぐに忘れてしまうものです。



 人間の記憶なんてあてになりません。3日もすればすっかり白紙状態に戻ってしまいます。



 そこで、効果的な理論暗記について考えてみました。



 それは、まず、暗記に対する嫌悪感を取り除くことだと思います。



 暗記は苦手という意識を常に持っていて、本腰を入れることが可能でしょうか?



 僕は無理だと思います。気持ちの切り替えが必要で、本気モードにならないといけないと思います。



 この暗記に対する逃げ腰の気持ちは、「覚えられない、どうやってやったらよいかわからない」ということから発生してくると思います。



 取っ掛かりとして、今回、「効果的理論暗記ツール」というソフトを開発してみました。



 僕は、これまで、長い理論を闇雲に丸呑みしようと、テキストに書いてある文章を繰り返し、繰り返し復唱してきました。



 でも、丸呑み方式では、「覚えられた」という実感が全然涌かずに、不安になる一方でした。



 そして、まる暗記した後の合格答案を書くためのビジョンもまるでありませんでした。



 膨大なテキストの中で、何を重点的に覚えこむのかが不明確で、先に進んでいる感じが少しもしなくなって、不安になりました。



 そこで、まず、1.「覚える基本理論を明確にする」ことから、始めようとしました。



 何を覚えたらよいのかわからずして、勉強を継続していくことは難しいと感じたからです。



 当暗記ツールでいうところの、「理論の入力」です。



 そして、次に、2.「文章丸呑み方式ではなく、適度に文節に区切って小さく覚える」ことにしました。



 例えば、「金融資産の範囲を具体的に示せ」という問題に対する答えは、「金融資産とは、現金預金、受取手形、売掛金および貸付金等の金銭債権、株式その他の出資証券および公社債等の有価証券並びにデリバティブ取引により生じる正味の債権等をいう。」となっているのですが、この部分を読んでどう思いましたか?



 ごちゃごちゃしていて、「なんのこっちゃっ」と感じませんでしたか?



 でも、この答えの理論を、


1.金融資産とは
2.現金預金、受取手形、売掛金および貸付金等の金銭債権、
3.株式その他の出資証券および公社債等の有価証券
4.並びにデリバティブ取引により生じる正味の債権等をいう。


としたら、丸呑み方式の文章よりも、スッキリ見やすく、分かりやすく感じないでしょうか? そして、ぶつぶつと声に出して、1番から順番に小さく繰り返して覚えるのです。



 1が覚えられたら、今度は、1.2.をまとめてという具合にです。そして、最後は、丸呑みできちゃいます。



 さらに、ひと工夫しました。それは、3.「各文節の表示・非表示切り替えられること」です。これは、本当に覚えたかどうかの確認はもとより、細かく覚える段階でも役に立ちます。



 理論暗記は、まる・ばつ式になじみません。そこで、自信がついたか、否かを識別するために、付箋でチェックできる機能を持たせています。もちろん、まる・ばつ式のときのように、採点はありません。なので、うろ覚えの原因となる、得点を気にすることがなく、暗記に専念できます。



 さらに、エクセルの読み上げ機能を使って、音声によって目から耳から暗記に役立てることができます。



 繰り返し声にぶつぶつと出して、暗記するのは効果的です。



 しかし、電車の中などで、そのようにするのは、人目が気にならないでしょうか?



 また、自宅に帰って、自分の部屋に閉じこもっている場合でも、家族の目を気にしないでしょうか?  そこで、エクセルの読み上げ機能を使って、イヤホンをパソコンに接続すれば、パソコンが何度も同じ箇所を読み上げてくれます。しかも、周りに音声が洩れないので、気にすることもなく、暗記学習に専念できます。



 基礎力のない段階では、基礎力をつけるためにこういった方法で標準的な問題を繰り返すことが大切で、ここが大きな試練のひとつだと思います。



 その先に、より上の段階のある問題に対して、採点委員に分かりやすい、論点がずれていない、正しい日本語の文章を書く練習があるのだと思います。



 最後に、私なりに効果が高いと考える基本理論暗記の作業の流れです。



 「覚える理論の明確化」→「理論の理解」→「文章構成の理解と文節に区切る」→「小さく繰り返して暗記」→「覚えたか確認」



 もし、あなたの理論暗記学習にお役に立てるようであれば嬉しいです。



 お互いに、苦しみの少ない方法で、工夫して勉強していきましょうね。



 ところで、財務諸表論の学習法として、合格答案を書く約束・秘訣を説いた良書があります。



 僕も実際にこの2冊を買って読みましたが、財務諸表論の理論の合格答案を書くために、これまで自分がやっていた勉強のやり方が、かなり狭い考え方にとらわれていて、間違っていた部分があるということに気づかされた本です。


 これらの本です。きっと目からうろこだと思いますよ。



財務諸表論の学び方

−合格答案を書く技法

神奈川大学教授
商学博士(早稲田大学)

田中 弘 著

税務経理協会

新財務諸表論第3版

神奈川大学教授
商学博士(早稲田大学)

田中 弘 著

税務経理協会


また、簿記論・財務諸表論の基本書として、
このようなわかりやすく解説した市販本があります。

今までどうしてこういう教材がなかったのでしょう?

独学で税理士試験を勉強しようとしている人用の教材が
やっと出てきたという感じですね。

ちなみに、この本の著者、桑原先生は、
僕が日商簿記1級受験生時代にTACでお世話になった先生で、
わかりやすい講義で合格に導いてくださいました。

それが、今は、ネットスクールの代表取締役。
事業家としても大成されたなぁ〜という感じです。(しみじみ)


税理士とおるテキストT
簿記論・財務諸表論
第2版

貸借対照表編

ネットスクール 著

ネットスクール出版


税理士とおるテキストU
簿記論・財務諸表論
第2版

損益計算書編

桑原 知之 著

ネットスクール出版


税理士とおるテキストV
簿記論・財務諸表論
第2版

本支店・連結会計等編

ネットスクール 著

ネットスクール出版


税理士とおるゼミT簿記論
第2版

貸借対照表編

ネットスクール 著

ネットスクール出版


税理士とおるゼミU簿記論
第2版

損益計算書編

桑原 知之 著

ネットスクール出版


税理士とおるゼミV簿記論
第2版

本支店・連結会計等編

桑原 知之 著

ネットスクール出版


税理士とおるテキスト&ゼミ
財務諸表論 基礎編
第2版

貸借対照表編

ネットスクール 著

ネットスクール出版


税理士とおるゼミT財務諸表論
第2版

貸借対照表編

ネットスクール 著

ネットスクール出版

税理士とおるゼミU財務諸表論
第2版

損益計算書編

桑原 知之 著

ネットスクール出版


税理士とおるゼミV財務諸表論
第2版

本支店・連結会計等編

桑原 知之 著
ネットスクール 著

ネットスクール出版

税理士試験用 財務諸表論理論暗記支援サイト

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