「動機付けがいかに大切か」ということ
この暗記ツールのご案内を始めたのが2002年ですが、今日までの間に、いろいろな資格を目指す方からご質問やご意見、ご感想をいただき、あらためて多くの方が仕事を抱えながら、時間を捻出し、何をどんな順序で、どんな方法でやったらよいか真剣に悩み、不安と希望を持ちながら受験勉強に励んでいらっしゃる現実に触れてきました。
そんななかで、資格を取得するということ以前に、「動機付け」がいかに大切かを感じます。
最近は資格ブームで、ただなんとなく、不安だから資格を取りたいという方は多いと思いますが、「その資格をとって具体的にどうやってその後の人生を歩んでいくのですか?」という質問には答えられない方が圧倒的ではないでしょうか?
また、資格の勉強は正直いって辛いものです。少なくとも、楽ではありません。
仕事でくたくたになっていても、休日にゆっくりしたくても、自分を奮い立たせて頑張らなければ、なかなか合格は見えてきません。
強靭な精神力が必要です。
この強靭な精神力の源は、「動機付けがしっかりできているか」にかかっているといっても過言ではありません。
・どうして、その資格を取りたいのか?
・資格をとって、何をしたいのか?
・その資格があると、どんなにワクワクする人生が待ち受けているのか?
・自分の人生をどうやって変えていきたいのか、設計していきたいのか?
・そのために、具体的にどんなプランがあるのか?
・資格をとって、何をしたいのか?
・その資格があると、どんなにワクワクする人生が待ち受けているのか?
・自分の人生をどうやって変えていきたいのか、設計していきたいのか?
・そのために、具体的にどんなプランがあるのか?
想像力を膨らませて、強烈に、具体的にイメージすることが大切です。
そうしないと、資格を取ってもおそらく活用することができないし、そもそも、その資格の本当の魅力を知らないに等しいです。
自分の感情を鼓舞することです。奮い立たせるんです。そして、自分には何ができるのか、本気で自分と向き合うのです。
本気で受験生活を経験し、合格を手にし、そして、行政書士となって実際に自分の力で仕事を受注して、現場の実態を見たうえで申し上げているのです。
ですから、私は、●●の資格を取れば、人生バラ色なんていうつもりはサラサラありません。
そんなの嘘っぱちです。
自分に向き合って、自分の内面から何かに本気で取り組もうとしない人は、たとえ、この日本で一番難しいといわれている資格を取ったとしても、それだけでは成功はできないでしょう。
よく、「●●士では食っていけない」ということを耳にします。
人間は希望が描けなければ、頑張ることはできません。
せっかく努力して●●士をとっても、独立開業して食っていけないというイメージを抱いていては、1度や2度の失敗で気力が萎えてしまします。
「●●士では食えない」などという文句をよく耳にするのは、アイデアを出そうとせず、成功するビジョンが描けず、また、そういったビジョンを描けても、実際に行動できなかった人がいかに多いかという裏づけです。
「●●士では食えない」のではなく、「●●士で食っていく」と腹を決めることです。「●●士では食えない」と信じている人には明るい未来はないし、「●●士で食っていく」という人に勝てるわけがありません。
私には、開業以前に「この分野で、こうやって顧客開拓していけば、ほぼ間違いなく仕事を得られるだろう」というビジョンがありました。そして、今、そのビジョンに従って実際に顧客獲得をし続けています。
具体的には、1.専門分野を絞り、2.その業務をとことん研究し、3.成功できると確信できる営業法を知り、4.行動する(ホームページ作成、DMでの営業など)
ある専門分野で成功できる営業法もあれば、儲かるホームページの作成法といったノウハウもあります。
行動を起こさなければ、これまでの生活スタイルを変えていくことは難しいのです。
こういうことに関心を抱くことに、早すぎるということはありません。むしろ早いほうが絶対によいです。
成功も失敗も、資格の種類ではない、人の考え方と行動力、そのものなんだということです。周囲の人が一般的にいっていることや、マスメディアの情報に左右されないことです。そして、失敗者の話もまた、鵜呑みにしないことです。成功体験がないわけですから。
なぜなら、「どうやったらその分野で本当に儲けることができるか」「どうやったらその分野で本当に成功できるか」という情報は、一部の成功者の手に握られており、一般の人が本屋などで手に入れることはできないからです。つまり、本屋さんには売っていません。そして、通常、そういった情報は高価です。それだけに、敷居が高くて、多くの人はなかなか手にできない情報なのです。
動機付けを軽く見ていると、遅かれ早かれ痛い目に遭います。
どの資格を取ろうかと悩む前に、自分には今までどんな経験があって、今後どうしていきたいのか本気で考え、そのために、資格があったほうがよいか?そうだとしたら、どんな資格があると有利なのか?と、受験の頃から徐々に本気で考えてみてはいかがでしょうか?
自分の進むべき本道を決めて、本気でその道を究めるために退路を断って、自分の力しか頼るものがないという状況に身をおくと、これまで、誰かに頼ってきた人生とは大きく違って、いろいろな困難に直面しますが、そんなとき、動機付けがしっかりしていると、多少のことでは動じなくなります。動機付けをしっかり行うことは、あなた自身の大きな心の支えになることでしょう。