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中小企業診断士を目指す方からの質問

ご質問


 中小企業診断士の試験は、ご存知のとおり、2次試験は100−200文字程度の筆記試験でございます。



 今回のツールは、一見選択式や単純に暗記で対応できる問題に対しては強力であることは理解できたのですが、こうした自由回答形式の筆記試験に対しては、どのようにするのがよろしいでしょうか?

回答


 論述試験は、私自身は、行政書士試験で経験しております。(ただし、現行試験では、論述試験は廃止になりました。)



 しかし、資格の種類によって、その程度といいますか、求められているものは大きく違うということを実感しております。



 といいますのは、行政書士試験の論述は形式重視でして、起承転結で構成されていて、論旨が一貫していれば合格というものであったのに対して、例えば、税理士試験の財務諸表論などは、理論といっても、定石となるいいまわしや丸暗記が必要な部分も多分に含まれていて、答案には「正解」が求められます。



 行政書士試験の論述は、正解というものはありません。



 そして、問題は、「あなたの考えを述べなさい」となっていて、回答に一貫性が求められるものでした。



 税理士の場合は、学者が理論を構築しているものを簡潔にまとめて回答する形式ですので、学者の理論をある程度すらすらといえるように覚えていなければ、考えている時間のない本試験で合格答案を作成することはできません。



 そこで、「理解と暗記」は違うという考え方があると思います。



 ある人は、理論は理解していれば、文章はいかようにも書けるから、暗記は軽視して、とにかく、理解だと考えます。



 一方、理論といえども、暗記は必要で、理解が伴っていなければ暗記もできるはずがないと考え、暗記にもかなり時間を割かないと合格答案の作成は難しいという考えの方がおります。



 私は、以前は、前者の立場でやっていたのですが、結局、本試験でじっくり考え込むスタイルになってしまって、時間が足りずに(否、たとえたっぷり時間があったとしても、当時の実力ではダメだったでしょうが・・・)失敗したことがあります。



 そこで、今回は、ベースとなる理論をまず、洗い出して、それは最低限徹底的に覚えこむという後者の方針に変えました。



 この考えがうまくいくかどうかは、これからの結果次第です。



 しかし、基礎理論をある程度やり終えれば、そこで覚えた言い回しがたとえ初めて目にする問題であっても、浮かんできて応用が利くと考えています。



 また、論述試験でも、ストーリーにできるものがあると思います。



 行政書士試験のときに、そうだったのですが、たとえば、「地球温暖化について、あなたが考えることを述べなさい」というような問題が出ました。



 すると、問題提起として、地球が温暖化になった背景として、自動車の排出ガスが増えたとか、森林が伐採されたとかを挙げ、具体的事例を書き出し、その問題点を明記して、解決策を提示し、最後に自分の考えを述べるというような構成になりますが、それを自分なりに絵にしておくと一字一句覚えていなくても、対処できる場合があります。



 たとえば、自動車が排出するガスの絵を書き、その中には有害な物質があることを書きます。その有毒ガスを吸って、大気汚染が発生して光化学スモッグが発生したり、人体に悪影響(頭痛や吐き気、ぜんそくなど)を引き起こします。それを絵にします。



 解決策として、お役所側から、ノーカーデーやナンバープレートの末尾が何番の車以外は通行ができなくするとかそういった対策も絵にします。



 そうやると、簡単に覚えられて、かつ、簡単にアウトプットできます。



 しかし、これは行政書士試験だからこそできた裏技かもしれません。



 中小企業診断士の論述試験が、どういったものか全くわからずに、見当違いなことを申し上げているかもしれませんが、その際にはご容赦ください。



 それから、ご質問中に、  「今回のツールは、一見選択式や単純に暗記で対応できる問題に対しては強力であることは理解できたのですが」 とありますが、これは単なる暗記にはもちろんですが、実は、理解という面でも強力にバックアップします。  単なる暗記としては、英単語や漢字、歴史の年号や登場人物、化学式や数学の公式など、覚えていなければ手も足もでない問題が挙げられます。



 しかし、一般的に難易度の高い国家資格は、そのような単純な問いかけはほとんどありません。



 例えば、宅建などで、その問題の背景までよく知っていないと、十分な理解が伴わずに、暗記がおろそかになる問題があります。そして、多くの場合、このような出題が主になります。



 例えば、次のような、○×を問うような問題がでます。



 「居住の用に供している家屋をその者の長男に譲渡した場合には、その長男がその者と生活を一にしているか否かに関係なく、その譲渡について、居住用財産の譲渡所得の特別控除の適用を受けることができない。」



正当は○で、理由は、



 「居住用財産をその者の配偶者及び直系血族に譲渡した場合は、生計を共にしているか否かにかかわらず、居住用財産を譲渡した場合の特別控除は適用されない。」



ということなのですが、この解説を理解しただけで、この問題の本質を理解したといえるでしょうか?



 やはり、この問題を解くに当たって知っておかなければならない背景として、「居住用財産を譲渡した場合の3000万円特別控除」という制度があって、その内容は、「自分が住んでいる家屋やその敷地を特別な関係のない相手に譲渡した場合は、所有期間の長短を問わず、その譲渡所得から3000万円の特別控除がある。」 というところを最低限押さえる必要があると思うのです。



 ここまでやって、初めて理解したといえると私は考えます。



 そうしなければ、ちょっと出題の角度を変えられた場合には、対処できなくなります。



 暗記ツールは、ノートや解説欄にふんだんに解説を書き込むことができますので、暗記ツールであると同時に、理解することに主眼が置かれているツールでもあります。



 そして、これをやっておくと、横断学習の際に大きな力を発揮します。



 たとえば、行政書士試験では行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法という科目があります。これらの法律は、行政手続に関する法律で、内容が酷似している箇所が多くあります。



 そうすると、暗記がうろ覚えですと、かなり混乱します。



 そこで、解説欄やノートに、「○○法の××でも同じ問題がある」などと記入してみたり、その問題をそのままコピー&ペーストしておくのも有効な手段です。



 また、既にご案内させていただきましたとおり、エクセルには読み上げ機能があります。



 これを使うと、理解が早いです。目と口と手で学習するより、耳もくわえたほうが格段に効率がよいです。



 実は、私は行政書士として独立したての頃、メインとする仕事の準備作業(制度の研究・自分なりのマニュアル作成・お客様へのプレゼン資料・反応の取れるHP作成・反応の取れるDM文面作成・業務の手順化マニュアル作成)に追われて、ほとんど無収入の時期がありました。



 そういう状況に身をおくと、とても気持ちが弱くなります。



 「この先、ずっとこの状態でお客様がこなかったら、どうなってしまうのだろう?」と。



 そんなときには、マーフィーの法則やマークフィッシャーの本や、カーネギーの成功話を丹念に読んで、心を強くしようと心がけていました。



 気に入った文言を抜き出して、それをワードに入力して、パソコンの付属でついてきた「おしゃべりノート」というソフトで、毎朝来る日も来る日も聴き続けていました。



 すると、不思議です。



 何か困難に直面したときに、その文句がアタマに浮かんでくるようになり、自分の進むべき本道を見誤らないよう、心の平静を保つのに大いに役に立ったからです。



 このように、興味をもって聴き続けることは、自分では覚えると意識せずとも、覚えることができるのですね。



 耳学は、右脳学習だと思います。右脳のパワーは計り知れないものがあると多くの研究者が証明しているところですが、わたしの身近なところでは上述のような経験がありましたので、おすすめいたします。



 一部の優秀な経営コンサルタントは、成功者の体験談をテープにして移動中などに聞いていますよね。



 以上ですが、●●様の期待されているお答えができたかどうかはわかりませんが、もし、お役に立てれば嬉しいです。



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