演習しながら自分の弱点を自動管理する仕組み
僕がこのソフトを使って合格できた最大の理由は、勉強した気分になるという錯覚を取り除く学習ができたからです。でも、これだけなら、なにも特別なソフトを使わなくても一見できそうですよね?
しかし、このソフトを使わずに過去問や模試、基本書など、紙の媒体や他のソフトで学習したころの僕は、なぜ、勉強した気分になるという事態に陥ってしまったのでしょう?
あなたも経験があると思います。特に法律系の受験生は。
試験範囲がとにかく広いのです。
そして、合格するためにこなさなければならない問題量はとても膨大なものになりますよね。
初めは意気込んで、できない問題だけ注意して演習していたつもりでも、1日、2日と経つにしたがって、数日前にどの問題ができなかったのか、きちんとチェックができなくなってしまうのです。
しかも、問題集の狭い余白に小さな字で解説を書き込んだりするのは、見にくくなるうえ、充分な補足情報は書き込めず、問題点の焦点がぼけてしまうのです。
それから、自分の弱点は習熟度に応じて変化していきますので、その都度何かチェックマークとかを問題集の片隅に書き込んでいったとしても、チェック欄が足りなくなったり、管理のしかたが学習の都度、変わってしまって、一貫性がなくなり、結局そういう作業を放棄してしまうことになってしまいませんか?
つまり、どの問題が理解が不十分なのか、管理できなくなって、弱点がわからなくなるのです。
そうすると、また最初から既にできる問題も含めて演習したりして、どこができないかをチェックのし直しになります。
既に正解できる問題も何度も解きなおすことになるので、なんだか、かなり上達したような気分になってしまう。
でも、一番大切な弱点の学習がおろそかになっていたのですね。
おまけに、これでは大切な時間を無駄に使っていることになりますよね?
僕の場合は、初年度は特にこういった感じの学習だったと思います。
それで、不合格だったとき、次の試験に向けて、とてもこんなことはやっていられないと思ったのです。
時間がいくらあっても足りません。一時は、弱点ノートまで作ろうとしました。
でも考え直したのです。
弱点ノートをつくっても、結局基本書の丸写しになってしまうのではないか?
しかも、これほど膨大な試験問題のすべてについて手書きのノートを作るのはとても得策とは思えなかったのです。
それで、真剣に考えた末に既にお話した2つのしくみを実践できるソフトを作ろうとしたのです。
そうすれば、いくら広範で膨大な試験であっても、ほぼ完全に自分の弱点を見失わずに勉強できると思ったからです。
1.膨大な試験問題の中から、自分が本当に不得意と思っている問題や不安な問題を自動的に抽出して、その抽出した問題だけ繰り返し回転学習することができるしくみ
2.人にはそれぞれ知識量に差がある。同じ問題でも知識量の差によって到達できるレベルが異なるため、あらかじめ与えられた問題と解説では不十分。各人で必要な知識を補足入力できるしくみ
このしくみをもったソフトを開発できたため、最もやらなければならない部分だけに焦点を当てた学習が可能になりました。
本当は理解できていない問題を集中して学習するということは、かなりしんどいものです。
でも、これが合格への最短道をまっしぐらに進む本来の学習なんだなと実感しました。
そして、演習をしながらにして、正解が出せない場合は不足している知識をソフトに入力できたので、再度繰り返したときにはもう同じことは調べないでもよくなりました。
さらに、システムできちんと情報が整理されるので、覚えるのが楽になりました。
あなたも、自分が一生懸命に取り組んで調べたことが、きちんと整理できたときは、それほど多くの苦痛を伴わずにすんなり頭に入ってきたという経験はありませんか?
しかも、弱点の抽出もボタンを押すだけ。
「弱点の絞り込み→不足している知識の補足→弱点のみの演習」という作業を繰り返していくうちに、たとえどんなに膨大な試験範囲であっても、自分だけの弱点ノートが演習しながらにして、自動的に簡単に作れてしまうことを実感しました。
そうして迎えた試験直前1ヶ月前。
もう、過去問についてはかなり自信がありました。余裕が生まれてきたのです。
そこで、僕は資格専門学校の模試を受講することにしました。
会場に行って受けるのと、通信で自宅受験とがありましたが、最初から通信に決めていました。
それは、模試を受ける目的を初めから実力チェックのために使おうとしなかったからです。
僕は、実力チェックの目的でなく、自分がまだ知らない問題を収集するために受講したのです。
「これまでは、過去問を丁寧に学習してきた。あとは、最近の話題やより高度な問題を収集して覚えこむために、模試を受講しよう」と思ったのです。
そのため、問題を見てみると、ほとんど全然解けませんでした。
でも、落ち込むことはしませんでした。
普段あまりお目にかからない問題だから、当然と割り切っていたのです。
そして、できなかった問題を自分のものにするために、なぜできなかったのかを分析した上で、繰り返し練習するということに力を注ぎました。
その結果、あせってしまって、あれこれと手を出し、結局ほとんど何も身につかないという事態は避けられました。
そうやって迎えた本試験当日は、「何がなんでも絶対に合格してやる!」という強気の姿勢で臨むことができました。
そして、2時間半の試験時間が経過し、試験会場から駅までの道のりを合格を確信して帰ることができたのです。
・柔軟性のない学習法とは早くおさらばしたい!
・これなら自分のペースにあわせて弱点克服学習できる!
・より小回りのきく勉強ができ、知識の定着・理解力の養成に効果が期待できる!
・試験合格には、自分から積極的に問題に働きかけることが必要だ!
・直前期の模試対策としても大きな効果を期待できそうだ!
とお考えの方は次にお進みください。