合格を勝ち取ることができる2つの重要なしくみとは?
これが僕が反省のうえに気づき、そして、いつしか強烈に欲しいと思うようになった2つの重要なしくみです。1.膨大な試験問題の中から、自分が本当に不得意と思っている問題や不安な問題を自動的に抽出して、その抽出した問題だけ繰り返し回転学習することができるしくみ
2.人にはそれぞれ知識量に差がある。同じ問題でも知識量の差によって到達できるレベルが異なるため、あらかじめ与えられた問題と解説では不十分。各人で必要な知識を補足入力できるしくみが重要
壁に突き当たって行き場のなかった僕にとって、この考え方は一つの突破口でした。
当時の僕にとって、これらのしくみは合格するための秘策でした。
とにかくやってみようと思ったのです。
あとは、この「学習のやり方」を実践する「手段」を手に入れるだけでした。
そして、探しました。こういった機能のあるソフトを。
でも、残念なことに僕が希望する機能を備えたソフトはこの世に存在しなかったのです。
僕が受験した当時、今のように行政書士試験の一般的な学習ソフトすらありませんでした。
でも、僕はこの2つのしくみがずっと頭から離れず、いつしかこの視点が試験合格に最も重要な部分であるとしっかりと考えるようになっていたのです。
僕は、幸運にも前職がプログラマだったため、そして、数ヶ月をかけてこの2つの重要なしくみに対応できるソフトを開発することにしたのです。
基本機能ができたとき、後は問題や自分が理解できるように解説を入力するだけだと、本当にほっとし、これで合格できる勉強に専念できる!とワクワクしたものです。
そして、過去問や解説などの入力をして、仕上げたのです。
自分で入力すると、今までよく見えなかった部分が見えてきたりするから不思議です。
問題を自分で入力する行為は、問題の意味を理解していないとできません。
だから、理解も深まる。
僕は、このソフトを使って、自分に不足している知識を補い(=自分自身に解説を試みて)、日々変化する自分の弱点だけを攻める学習を続けた結果、合格を勝ち取ることができました。
しかも、同じ行政書士試験を目指していた妻にもすすめたところ、なんと彼女も合格してしまったのです!
このときは、ダブルの喜びでした。
「合格したこと」と「このソフトが自分以外の人にも役に立った」という喜びです。
僕は、自分の視点が間違っていなかったことを確信しました。
まさに、仮説と身をもっての検証となりました。
我々は、このしくみに気づかなかったら、未だ羅針盤を失って資格試験受験という大海原で波にもまれていたことでしょう。
僕は、これによって、「やれるだけのことはすべてやってきた」と考えていた勉強のやり方がいかに詰めの甘い学習だったか、身をもって痛感しました。
そして、ここがまさに、合格の急所だったと実感しました。
それでは、なぜ紙の媒体や他のソフトでは合格できないのか?、そして、このソフトを使うとどうして資格試験を突破できるのか?についてお話しましょう。