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第二話 「えっ、行政書士ってこんなにおいしい資格だったの?」

 我々が魅力を感じた行政書士の業務とは、いったいどういうものなのでしょうか?


 私が調べたところによると、こうです。


 行政書士業務は一般的に次にように紹介されています。


 他人の依頼を受けて報酬を得て、
  • 官公署に提出する書類を代理作成・申請すること
  • 権利義務に関する書類を代理作成・申請すること
  • 事実証明に関する書類を代理作成・提出すること
  • 契約その他に関する書類を代理作成すること
  • その他当該書類作成について相談に応ずること
  • 官公署への書類提出手続を代理すること
を業務内容とし、これらのうち、他の法律でその業務を行うことが制限されていなければ、すべてが業務範囲となります・・・とこんな具合です。


 これだけでは、具体的にどんなことが仕事なのか、さっぱりわかりません。ただ、なんとなく、「幅の広い仕事なんだなあ」ぐらいなものです。


 そこで、もっと突っ込んで調べてみると、いろいろ魅力的なんです。


 現在、行政書士の主な業務には、経営顧問業務、会計業務、経営事項審査業務、建設業許、入管手続・各種営業許可手続業務、相続手続、国際法務業務等があります。もちろん、このほかの業務を専門としている行政書士もいます。


 また今後は、契約代理権の付与に伴って国民の事業や生活全般に係る分野である、遺産相続、離婚、交通事故、債務整理、消費者問題、不動産や知的所有権、サービス等の取引、成年後見などの分野にも進出する者もいます。


 このように、ゼネラリストであるがゆえに時代の変化にフレキシブルに対応でき、しかも広範な業務を扱える行政書士は、国民の法律・会計・経営等の身近な専門家として、それぞれがスペシャリストとしての分野を開拓し、各地で活躍をしているのです。


 たとえば、通常、中小企業の経営相談としては、税理士や会計士、地元の商工会議所の経営相談員などである場合が多くないでしょうか。


 経理や税務の相談はできても、『インターネット・マーケティング』や『官公署への電子申請』などITと経営、ITと行政に関わる問題の相談相手は皆無と言っても良いのではないでしょうか。


 これから社会のモデルやライフスタイルが大きく変貌を遂げる中で、税理士や司法書士などに比べて業務独占という垣根が低かったがゆえに、行政書士はこういったニーズに迅速に対応していこうという意欲が強い士業です。



 行政書士も社会ニーズの変化に対応していかなければなりません。


 経営者と同じ目線でディスカッションを行い、中小企業のビジネスモデル策定や情報化推進の研究と支援を行うために、自らは「会計・経営・行政・法務・ITのバランスのとれた専門家として研鑽し、また、広く専門性の高い方々との交流を深め、専門家集団のコーディネータとして今後の事業を展開してくる行政書士は増えてくるでしょう。


 世の中の情勢は刻々と変化しており、また、情報技術の革新的な進化が社会の制度やニーズに大きな影響を与え続けています。


 行政書士に限らず、すべての経済活動を営む者は、新しい技術を積極的に取り入れ、制度の変化を敏感に察知して柔軟に適応し、そして、顧客の新しいニーズに応えていかなければ生き残ることはできません。


 ちなみに、私の事務所では、公開準備中の会社や中小企業におけるキャッシュ・フロー計算書の作成支援とe−コマースも考えています。キャッシュ・フロー計算書作成実務の著書もインターネット上で販売しています。


 弁護士さんや公認会計士さんとあまり違わない仕事もあります。もちろん裁判関係や監査の仕事はできませんが。でも、それがどうしたっていうのでしょう?もっと他にもやりがいのある仕事がたくさん待っているのです。


 行政書士が食えない資格だとか、よく耳にするのですが、それは、行政書士の資格を取っただけで、自分の今後の業務展開を考えず、また、よく業務研究もせずに、いきなり開業した開業失敗者の独り言でしょう。


 そういうことをいう人は、基本的な考え方が間違っています。


 どんなビジネスにしても、何をしていくかという点が不明確なままお金を稼ぐことはできません。行政書士に限らず、資格を取得しただけでは、誰もお金を払ってくれません。資格は、肩書きにしかすぎません。独立する者は、経営者であるという視点を持って本気でとりくまなければ、成功できるはずがありません。


 「行政書士で食えますか?」という質問をする人、そんな意味のない質問をするのはもうやめませんか?


 例えば、中小企業診断士という難関の国家資格を持っていなくても、優秀な経営コンサルタントとして大成功をおさめている人は、大勢います。


 資格を勲章のように自慢する人がいたら、相手にしないことです。笑い飛ばしましょう。それがどうしたっていうんでしょう。資格取得、たったそれだけの目的だったら、貴重な時間とお金をかけて勉強する意味なんて私はないと思うのです。


 明確なビジョンを持っている者だけが成功の可能性があるのです。だから、私は、行政書士稼業をやっていくと決意した以上、本気で行政書士業務に取り組んでいきます。そして、社会一般的に難関といわれている他の士業の方と競合する仕事であっても、全然卑屈になることはないと思っています。


 私にも究めた分野があるのですから、自信をもっています。そう簡単にはまねできません。


 ビジョンをもてないうちは、独立などするべきではありません。独立したら、後は自分で稼ぐしかありません。アイデアを絞って今まで誰も扱っていなかった業務を考えたり、得意分野を活かして、商品開発をしたり、手続きを合理化して人件費と時間を節約したり、自分で仕事を設計するのです。


 資格があれば、自分の看板が出せます。現在、全国で頑張って活躍している行政書士には年収数千万円という人がざらにいます。


 だから、行政書士という資格をさっさと取得して、自分がやりたい分野の仕事を決めて、そして、よく業務を研究して、バンバン儲ければいいのです。行政書士は儲からないなんていっている人は放っておいて、自分のスタイルでビジネスを確立していけばいいのです。


 ちなみに、資格は行政書士だけで十分なぐらいです。こんなに広い範囲を業務にしてよいといわれている資格も珍しいと思います。実においしい資格ですね。私は、行政書士は、「経営・法務・会計・ITコンサルタント」だと思っています。


 あれこれ資格を取るのではなくて、実践の場から学んだことのほうが、収穫が大きいのです。 お客さんからお金をいただくわけですから、いいかげんなことでは済まされません。とことん調べます。こうした緊迫した状況が、行政書士という「経営・法務・会計・ITコンサルタント」を育てるのです。


 ここまで、行政書士の魅力について語りました。我々夫婦が、そのとりこになった理由がおわかりでしょうか?


 そして、いよいよ第1回目の試験を迎えました。


 第三話へ続く


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